弛緩性便秘の特徴まとめ【症状・原因・解消法】

「便が硬くてコロコロしている」「お腹が張っている」「何日間もお通じがない」という方は弛緩性便秘の可能性があります。

 

原因や解消法についてご説明しているので、お通じの悩みを抱えている方は一度チェックしておきましょう。

 

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弛緩性便秘の特徴

弛緩性便秘は日々の生活習慣が引き金となって引き起こされる機能性便秘の一つに分類されます。

 

  • 自律神経の乱れによって生じる痙攣性便秘
  • 日頃から排便を我慢することで生じる直腸性便秘

 

上記の2つも機能性便秘で、弛緩性便秘は腸のぜん動運動が弱まって腸内の便を体外へと押し出すことができなくなるのが特徴です。

 

様々な種類の中でも弛緩性便秘を発症している日本人は多く、一時的な症状ではなく慢性的な便秘なので早めに対処しなければなりません。

 

症状

弛緩性便秘を発症することで、どのような症状で悩まされやすいのか幾つか見ていきましょう。

 

  • 便の水分が失われてウサギの糞のようにコロコロとした便が多くなる
  • トイレに入って排便してもスッキリとしない(残便感が残る)
  • お腹が張って腹痛が引き起こされているのにお通じがない
  • 普通に食事をしていても便意を感じないことが多い

 

便が硬くなったりお腹が張ったりしていれば弛緩性便秘だと考えられます。

 

「いずれ放置していれば出るだろう」と考えている方は少なくありません。

 

しかし、弛緩性便秘は腸内に不調があらわれている証拠で自然と解消できないケースも多く、「悪玉菌が増える」⇒「血液を通って毒素が身体中を巡る」⇒「肌荒れに繋がる」と美容を損ねることも多いので注意が必要です。

 

原因

弛緩性便秘は若い女性や運動不足気味の妊婦さん、更年期の女性などが引き起こしやすく、筋力が低下するのが大きな原因となっています。

 

  1. 女性は男性と比べるとただでさえ筋力が弱い
  2. 運動不足が重なると更に筋力は低下していく
  3. 腹筋が低下すると大腸を支える力が弱くなる
  4. 大腸が下方向へと下がって大腸下垂に陥る
  5. 腸が張りを失って緩んで便の排出が困難になる

 

このようなメカニズムとなっており、更年期や高齢者の場合は加齢によって肉体が衰えてくるので筋力が低下しやすいのです。

 

「便秘は若い女性が悩む症状」とイメージしている方は多いものの、弛緩性便秘は高齢者も同じように発症しやすいので気を付けなければなりません。

 

筋力の低下以外の原因も考えられるので同時に見ていきましょう。

 

  • 加齢によって内臓が垂れ下がって腸の緩みが加速している
  • 食事量(特に食物繊維)が毎日の食生活の中で不足している
  • 下剤や便秘薬の乱用で腸のぜん動運動などの機能が低下している
  • 水分不足で便が硬くなり、ただでさえ弱っている筋肉で押し出すことができない

 

加齢による影響やお腹が大きくなった妊婦さんが運動不足に陥り、筋力が低下するのは仕方のない症状です。

 

しかし、水分不足や食生活の乱れも大きく関わっていて、弛緩性便秘に加えて食事性便秘も併発しやすいので注意してください。

 

解消法

下記に該当する人は弛緩性便秘を発症しやすい特徴があります。

 

  • 元々筋力や腹筋が弱い
  • デスクワークが中心で運動不足で悩んでいる
  • 妊婦さんや産後間もない授乳中の女性
  • 医薬品を服用しなければ排便できない

 

「気付いたら治っていた」と自然と良くならないことも多く、どのような解消法が正しいのか見ていきましょう。

 

定期的な運動で結腸周りの筋力を鍛える

便を押し出す力の低下が最大の原因なので、定期的な運動で結腸周りの筋力を鍛えるのは効果的な解消法です。

 

日々の生活の中に適度な運動を組み込むようにすれば、ぜん動運動が活発になって体内の不要物を体外へとしっかり押し出してくれます。

 

  • マイペースで始められるウォーキングやジョギングを行う
  • スクワットで身体を動かす(室内で行えるのがメリット)
  • お風呂上がりにストレッチを行う

 

最初はこのような運動で十分で、無理なトレーニングやスポーツを始める必要はありません。

 

急激に身体を動かすと弛緩性便秘を解消するどころか、逆に身体へと大きな負担が加わりやすいので無理のない範囲で身体を動かして筋力の低下を防いでみてください。

 

栄養バランスが整った食事を心掛ける

定期的な運動でぜん動運動を活発にしていても、ファーストフード食品やインスタント食品など偏った食生活を送っていると弛緩性便秘の原因となります。

 

そのため、栄養バランスが整った食事を毎日心掛けるようにしましょう。

 

  • 生物を構成している重要な成分のタンパク質
  • 健全に成長して健康を維持するビタミン類
  • カルシウムや鉄分など身体に大きな影響を与えるミネラル
  • 血糖として体内を循環してエネルギーを供給する糖質
  • 高エネルギーを生み出して体温を調節する脂質
  • 腸内環境を整える第6の栄養素の食物繊維

 

これらを全てバランス良く取り入れるのがポイントで、どれか一つに偏っていても意味がありません。

 

便秘だけに焦点を当てれば食物繊維が大事ですが、健康体の維持には他の栄養素も必須なので野菜類や魚類、肉類や豆類など色々な食材を毎日の食事で取り入れるべきです。

 

病院での治療は必要?

セルフケアで対処できない場合、弛緩性便秘を治療するために病院へと足を運んだ方が良いでしょう。

 

  • 食生活のアドバイスで偏った食事を改善する食事療法
  • 腹筋などの筋力を高める運動療法
  • 乳酸菌やオリゴ糖を摂取するためのサプリメントの処方

 

病院の医師によって考え方は異なりますが、基本的に上記のような形で治療が進められていきます。

 

弛緩性便秘で排便できないからといって直ぐに手術を受けなければならないような病気ではありませんし、生活改善を中心に腸内環境をゆっくりと確実に整えていくのです。

 

場合によっては下剤や便秘薬などの医薬品が処方されるので、専門医の指示に従って服用して症状の改善を図ってみてください。

 

まとめ

弛緩性便秘は加齢による筋力不足や食生活の乱れなど、日常生活と深く関わっているので誰でも引き起こされる可能性はあります。

 

現代ではデスクワークが中心の方が多く、若い女性でも運動不足が引き金となって症状が進行しやすいのです。

 

  • お腹が張って苦しくなる
  • 排便できなくてイライラする
  • 肌荒れが酷くなってスキンケアが面倒

 

このように様々な悩みの種に繋がりやすいので、弛緩性便秘が慢性化する前に少しずつ解消していきましょう。

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