高齢者でも安心して飲める市販便秘薬とは

高齢者に多い便秘を、市販の便秘薬で解消するには選び方に注意しなくてはなりません。

 

ここでは、高齢者が安心して飲める上、市販で手軽に購入できる便秘薬をご紹介します。注意すべき点もおさえているので、活用してみてください。

 

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高齢者でも飲める市販の便秘薬

高齢者でも飲める便秘薬の中で、ドラッグストアなどで手軽に購入できるものをご紹介します。

 

市販薬も処方薬も便秘薬には複数種類のタイプがありますが、今回はその中で3タイプ(腸を刺激するもの、即効性のあるもの、自然な排便に近い効果のもの)をご紹介。

 

ただし、便秘の症状や原因によっては自己判断で便秘薬を使うべきではない場合もあります。

 

一時的なものではなく慢性的な便秘で悩んでいる方は、先に病院で原因の特定と症状に合う便秘薬を教えてもらいましょう。

 

新ウィズワン

スティックタイプの個包装で、外出先でも使いやすいのが特徴の新ウィズワン。

 

顆粒状なので量の調節ができるメリットがあります。

 

便秘薬ではおなじみの成分、センノシドに加え、アメリカを中心に活用されてきたカスカラサグラダの樹皮を乾燥させたものが配合されています。

 

飲みやすくチョコレート味になっているので、これまで薬に頼る機会が少なかったという方でも簡単に飲める便秘薬です。

 

効果が高い一方で、腸を刺激してぜんどう運動を活発化させるタイプのため、毎日飲むのは避けたほうが良いでしょう。

 

何度も薬で腸のぜんどう運動を無理やり起こしていると、そのうち自力ではぜんどう運動ができない体質になってしまうリスクがあります。

 

最初は1包まるまる服用するよりも、複数回分に分けて少ない量から試し、様子を見て1包以内で自分に合った量を探しましょう。

 

姉妹品に乳酸菌入りのウィズワンエルや女性向けの成分を配合した新ウィズワンαがあります。

 

それぞれ有効成分の配合量も違うため、はじめて便秘薬を購入する方は、もっとも負担の少ない新ウィアズワンがおすすめです。

 


 

コーラック坐薬

坐薬タイプのコーラックです。

 

肛門から挿入するので、腸全体に作用する心配はありません。

 

直腸(肛門からすぐのところ)内に炭酸ガスが発生し、排便を促すというもの。

 

そのためお腹が痛くなりにくく、はじめて便秘解消に薬を使うという方も試しやすいのが魅力です。

 

挿入後からすぐに便意が強くなってきますが、効果をきちんと出すには10分以上待ってから排便しなくてはなりません。

 

また、基本的に冷蔵庫で保管しなくてはならないため、暖かい時期はとくに持ち運びが困難なことも要注意です。

 

携帯性を重視するなら、坐薬タイプは避けたほうが良いでしょう。

 

飲むタイプの薬とは違い、効果が出るまでの時間が短く、排便のタイミングを自分で調節できるのが魅力です。

 

忙しいけれど便秘を解消したいとき、観劇やパーティーなど長時間トイレに行けないシーンの前に、すっきりしておきたいときに便利です。

 


 

3Aマグネシア

便秘を解消したいけれど、お腹が痛くなるものや坐薬を使うのは避けたい。そんな方に向いているのが、酸化マグネシウム配合の3Aマグネシアです。

 

腸内で水分を集め、便を柔らかくすることで自然な排泄に近いかたちで便秘解消ができる薬です。

 

そのため、お腹を痛めたり腸のぜんどう運動が無理やり引き起こされたりすることはありません。

 

酸化マグネシウムは、尿路結石を引き起こす要因であるシュウ酸(ほうれん草などに多い成分)の吸収を抑えてくれることから、尿路結石予防効果も期待できます。

 

一方、常用すると高カルシウム血症や高マグネシウム血症などのリスクもあるため、注意が必要です。

 

「これなら腸を刺激しないから大丈夫」と毎日のように飲んでいると、別のところに健康被害が出る可能性があります。

 

他の便秘薬同様、日常的に使い続けることは避けましょう。

 

使い方にさえ注意すれば、腸のぜんどう運動を人工的に引き起こす便秘薬よりも安心して使えるメリットがあります。

 

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高齢者でも飲める漢方の便秘薬

西洋医学は、対症療法と言われます。

 

病気を治すというよりは病気によって起こる症状を薬などで抑える治療法です。

 

これに対し、病人の体のバランスを改善することからはじめ、病気に対する自己治癒力を高める考えが漢方です。

 

体質から改善を目指すので、はっきりと病名がつく前の「未病」の治癒にも役立ちます。

 

便秘に対しても、そんな漢方の治療法を用いることが可能です。

 

漢方では便秘はニキビや不眠などのように、なんらかの病気の前兆(未病)の一種として捉えられます。

 

そんな漢方でおもに使われる便秘対策の薬をご紹介します。

 

麻子仁丸

麻子仁丸(マシニンガン)は中国の漢時代から用いられている便秘薬です。

 

  • 麻子仁(マシニン)
  • 杏仁(キョウニン)
  • 大黄(ダイオウ)
  • 厚朴(コウボク)
  • 枳実(キジツ)
  • 芍薬(シャクヤク)

 

この6つの生薬が組み合わさった漢方薬で、硬くなった便に水分を含ませたり、腸の運動を高めたり、腹痛や和らげたりする効果があります。

 

体力の衰えが見られる高齢者や、若干の虚弱体質の人、そして水分不足が原因の便秘に向いています。

 

ただし、体力がかなり落ちている人や胃腸が弱い人には吐き気や下痢を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

 

保険適応の対象となっているので、市販薬を購入するよりも医師にきちんと診察を受けて処方してもらうほうが良いでしょう。

 

漢方は同じ症状でも体質によって処方されるものが異なります。

 

そういった意味からも、自己判断で選ぶより専門家に処方してもらったほうが安心です。

 

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以上、高齢者でも安心して飲める便秘薬をご紹介いたしました。

 

なお、どのタイプの便秘薬を使用しても、結局は人工的に排便を促していることに変わりはありません。

 

自然なお通じに近い作用のものも、長く使い続ければ自力で排便することが困難になってきます。

 

そのようなリスクを避けるためにも、できる限り便秘薬に頼らず、自力で便秘解消できる体づくりを行いましょう。

 

便秘薬に依存せず、腸内環境の改善も図りましょう

食生活や生活習慣の見直しも重要ですが、まずは腸内環境の改善から取り組んでみてください。

 

何故なら、腸内環境の改善は案外時間がかかるものだからです。

 

便秘外来を専門とする医師によると、腸内環境を改善し、安定させるには半年から1年はかかるそうです。

 

腸内環境改善に取り組んで1ヶ月や3ヶ月目に何らかの変化を感じる人はいますが、それはまだ変化が始まっただけ。

 

しっかりと改善させるまでに半年以上は必要なのです。

 

食生活を見直しても、腸内環境が整っていなければ良い便は作られません。

 

生活習慣を見直して腸のぜんどう運動を活発にしても、質の良い便でなければスムーズな排便は困難です。

 

そのため、食生活や生活習慣だけに偏らず、腸内環境の改善も行う必要があります。

 

長期にわたる腸内環境の改善におすすめなのは、善玉菌を増やす習慣づけです。

 

オリゴ糖とビフィズス菌両方の摂取を

腸内環境を決定づけるのは、善玉菌と悪玉菌のバランスです。質の良い便を作るには、善玉菌が悪玉菌より多い状態を維持する必要があります。

 

そのためのポイントは、善玉菌だけが増えて悪玉菌が増えにくい環境を作ること。

 

たとえば、善玉菌にとってはエサになるけれど、悪玉菌にとってエサにならないものを摂取する方法があります。手軽なものをあげると、オリゴ糖がおすすめです。

 

オリゴ糖は善玉菌である乳酸菌のエサにはなりますが、悪玉菌のエサにはなりません。

 

オリゴ糖を摂取することは、まさに善玉菌にのみエサを与え、悪玉菌にはエサを与えないことにつながるのです。

 

また、ビフィズス菌も意識して摂取することをおすすめします。

 

ビフィズス菌は生まれ持った善玉菌ですが、年齢を重ねるとともに減少してしまいます。

 

発酵食品などあらゆる食べ物の中に含まれる乳酸菌とは違い、普段の食事で摂取するのは難しいにもかかわらず、体内の善玉菌の9割以上がビフィズス菌です。

 

腸内環境を整えるのに、全体の1割程度しかない乳酸菌ばかり増やすのは非効率。ビフィズス菌も増やす生活を心がけましょう。

 

ビフィズス菌を増やすには、ビフィズス菌入りのヨーグルトを食べたり、サプリメントで摂取する他、オリゴ糖で自然に増加するのを手助けする方法があります。

 

ビフィズス菌も大きく分けると乳酸菌の仲間であり、オリゴ糖がエサとなる点は同じです。

 

乳酸菌を増やすオリゴ糖と、善玉菌の代表であるビフィズス菌。便秘薬に依存しない安全な方法でお通じを良くしたいなら、このふたつを意識して摂取するようにしてください。

 

腸内環境が良くなると、便秘解消だけではなく全身の健康にもつながります。

 

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まとめ

高齢者の便秘にも、市販の便秘薬を使用することは可能です。

 

ただし、常用すると便秘薬がなければ排便ができなくなる危険もあるため、慎重に使いたいもの。

 

まずは薬に頼らず、自然な排便ができる健康な腸内環境作りからはじめてはいかがでしょうか。

 

腸内環境を改善するには、善玉菌の増加につながるオリゴ糖やビフィズス菌の摂取が手軽でおすすめです。

 

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