効果が出るオリゴ糖と出ないもの、その違いを比較してみた

効果が出るオリゴ糖と出ないもの、その違いを比較してみた

オリゴ糖には、種類があります。乳製品や母乳から作られる乳果オリゴ糖の他、大豆から作られる大豆オリゴ糖、一部の野菜や果物、はちみつに含まれるフラクトオリゴ糖などです。

 

複数存在するオリゴ糖の中でも、ダイエットや便秘解消といった腸内環境改善に効果があるものは限られています。

 

今回は、腸内環境の改善に効果があるオリゴ糖と、そうでないものの違いについてご紹介します。

 

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効果が出るオリゴ糖はしっかり腸まで届く!

腸内環境の改善に効果があるオリゴ糖と、そうでないオリゴ糖の決定的な違いは、腸まで届く量にあります。

 

消化性と難消化性の2種に分類されるオリゴ糖の中で腸まで届く量が多いのは、難消化性と呼ばれるタイプです。

 

たとえば、難消化性の乳果オリゴ糖は胃酸に強い特性をもっており、酸に負けることなく腸まで届きます。

 

日本を代表する某砂糖メーカーの研究結果では、乳果オリゴ糖は胃酸で1.5%、小腸粘膜酵素で1.6%の加水分解があった程度。

 

ほとんどのオリゴ糖が途中の器官で消化吸収されることなく、善玉菌のある腸(大腸)にまで届いています。

 

善玉菌の中でもビフィズス菌は主に大腸ではたらくため、小腸の奥にまで届く乳果オリゴ糖の特性は見過ごすことができないメリットです。

 

難消化性のオリゴ糖

いまのところ発見されている難消化性オリゴ糖は、乳果オリゴ糖含め5種です。

 

  • 乳果オリゴ糖
  • フラクトオリゴ糖
  • キシロオリゴ糖
  • ガラクトオリゴ糖
  • ラフィノース

 

この中でも、使いやすさと効果を重視して選ぶのなら、乳果オリゴ糖がおすすめです。

 

フラクトオリゴ糖とキシロオリゴ糖も乳果オリゴ糖と同様、砂糖の半分程度のカロリーしか有していない魅力がありますが、残念なことに甘味も砂糖の半分ほど。砂糖代わりに使う場合は、使用量に注意しなくてはなりません。

 

ガラクトオリゴ糖に至っては、上記2種のオリゴ糖のさらに半分の甘さしかないことが分かっています。もし砂糖代わりに使うとして、普段と同等の甘味を出そうとすると知らぬ間に大量に使ってしまう危険があります。

 

ラフィノースは純度の高いものが医療現場でも使われているとあって、かなり安全性があるとされています。しかしその分、価格が高額なため、普段使いには向いていません。

 

乳果オリゴ糖は、フラクトオリゴ糖やキシロオリゴ糖と同じくカロリーが砂糖の半分。

 

しかも、嬉しいことに砂糖と甘みは同等。ラフィノースよりは手頃な価格で手に入れやすく、長く愛用するならぴったりのオリゴ糖です。

 

オリゴ糖も世に溢れている健康食品と同じように、長く習慣づけて摂取し続けなくては効果を得られません。

 

続けるためには、味の物足りなさを我慢したり、無理して高額なものを買ったりしないのがポイントです。

便秘に効くだけじゃない乳果オリゴ糖の力

味・カロリー・そして手頃な価格と、これらの条件で選ぶなら、やはり乳果オリゴ糖が最適です。

 

胃酸に強く、便秘解消効果もあって、母乳にも含まれる成分で作られている安全性もおすすめの理由です。

 

しかも、某砂糖メーカーの2014年学会発表の研究によると、ラクトスクロース摂取によるインフルエンザウイルス感染予防の効果が期待できることが判明しています。(※このラクトスクロースとは、乳果オリゴ糖のことを指します)

 

調べたところ、実際にラクトスクロース(乳果オリゴ糖)を有効成分として含む抗インフルエンザウイルス薬の特許が登録されていました。

 

また、乳果オリゴ糖は過剰な免疫反応を抑制するはたらきもあり、花粉症などアレルギー症状の軽減も期待されています。

 

乳果オリゴ糖をただしく摂取するだけで、腸内環境改善による便秘解消の他、ウイルス感染や過剰なアレルギー反応の予防になるのです。

 

もともと人の体内にあったものから作られているため、体に合わず下痢を引き起こすという心配もありません。

 

オリゴ糖の種類によっては、腸内環境を逆に悪化させてしまったり、まったく効果が出ないものもあります。

 

健康のためにオリゴ糖を摂取するのなら、オリゴ糖の種類も意識してみてはいかがでしょうか。

 

  • 難消化性で胃酸に強いもの
  • カロリーが砂糖より低いもの
  • 甘さが十分あるもの
  • 体に馴染みやすいもの
  • 手に入りやすいもの
  • 体質改善効果が期待できるもの

 

抑えておきたいポイントは、この6つです。

 

甘党ではない人も、甘さが十分にあるものを選んでおくと少量の使用で済むため、もとから甘味の少ないものを使うよりもさらにカロリーを低く抑えられます。

 

体に馴染みやすいものとは、原料を意識してほしいということ。

 

基本的に植物性のものが好ましいですが、動物性のものでもたとえば母乳に含まれている成分と同じものであれば、人体に馴染みやすいです。

 

植物性で効果が高いと評判なのが大豆オリゴ糖ですが、難消化性ではないため、あまりおすすめできません。

 

乳果オリゴ糖のように、整腸作用以外の効果も得られると摂取も続けやすいでしょう。

 

ダイエット効果以外のメリットも見出せるものを選んで、自分に無理のない使い方でオリゴ糖を日常に取り入れてみてください。

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