直腸性便秘の特徴まとめ【症状・原因・解消法】

「毎日のトイレでいきみが上手くいかない」「痔が悪化していて出血している」といった方ほど、直腸性便秘で悩まされやすい特徴があります。

 

個人によって症状や原因には違いがあるので、自分がどれに該当するのか確認してみてください。

 

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直腸性便秘の特徴

体内の不要物の便が大腸ではなく、直腸付近へと溜まって出てこない状態を直腸性便秘と呼びます。

 

肛門付近の問題によって排出されないケースが多く、日々の生活習慣が引き金となる機能性便秘の一種です。

 

  • 男性ではなく女性が引き起こしやすい
  • 女性の便秘の約20%を占めている
  • 大腸ではなく直腸に問題が潜んでいる

 

こういった特徴があり、NHKのためしてガッテンでも以前に直腸性便秘について取り上げられました。

 

症状

直腸性便秘を発症することで、どのような症状で悩まされやすいのか幾つか見ていきましょう。

 

  • 肛門付近まで便が来ていてもセンサーが弱くなり、普通に食事を送っていても便意を感じにくくなる
  • 直腸に溜まっている便が多ければ多いほど水分が失われてコロコロと硬くなる
  • 硬くなった便を無理に排出しようとすると痛みを伴う(痔になる危険性が高い)
  • お腹が常に張っていて下っ腹近くが痛くなったり違和感が出たりする
  • おならの回数が増えて臭い
  • 排便が困難になりやすいのでトイレの時間が必然的に長くなる

 

正常な状態であれば大腸から直腸へと便が運ばれ、一定量に達すると排便反射が起こって便意を感じます。

 

しかし、直腸性便秘を患っている人は通常の量では排便反射が起こらず、食事をしていても便意を感じにくくなるのです。

 

この状態で無理に出そうとすると排便時の負担が大きくなり、肛門が切れて切れ痔やいぼ痔の原因となるので気を付けなければなりません。

 

原因

なぜ直腸性便秘を発症するのか、以下では原因を幾つか挙げてみました。

 

  • 自宅のトイレ以外だと上手くできないから日々の生活の中で便意を我慢しすぎている
  • 切れ痔やいぼ痔の症状が慢性化していて排便する際に痛みがあって我慢してしまう
  • 直腸が膣側へと膨らんで残便感や会陰部の重苦しさを感じる直腸瘤を患っている
  • 下剤や浣腸の多用によって医薬品の副作用で直腸の排便反射が鈍っている
  • 日常的に水分が不足していて便が必要以上に硬くなってスムーズに出せない
  • 善玉菌が減少して悪玉菌が増加し、腸内フローラが乱れている

 

どれか一つではなく、複数の原因が絡まり合って直腸性便秘が慢性化している女性もいます。

 

中でも便意を無理に我慢するのは危険で、脳の排便反射が狂って「トイレで出したい」と思わなくなるのです。

 

  1. 外出中にトイレに行くのが嫌で我慢する
  2. 便意を感じなくなってトイレの回数が減る
  3. 最初は特に身体へと大きな悪影響はない
  4. だんだんと便が直腸で溜まって腹痛や吐き気に繋がる

 

このようなメカニズムで進行しやすく、排便サイクルの乱れは不健康の第一歩だと考えておいた方が良いでしょう。

 

解消法

以下では直腸性便秘で悩まされやすい人の特徴を挙げてみました。

 

  • 日常的に排便を我慢することが多い
  • 排便よりも身だしなみを重視している
  • 水分不足で便が硬くなって肛門から出血する
  • 便が出ないからと浣腸を多用している

 

これらに該当する人ほど直腸性便秘が悪化しやすく、日常生活の中でどのように解消すれば良いのか詳しく見ていきましょう。

 

便意を感じたら早めにトイレへと行く

便意を感じたら無理に我慢せずに早めにトイレへと行くのが直腸性便秘の効果的な解消法です。

 

小さな便意でも、「後でいいか」と思わずにトイレへと行く習慣をつけ、直腸へと便が溜まらないようにしていれば予防できます。

 

「日常的に便意を我慢している」⇒「直腸の神経は刺激され続ける」⇒「その刺激に慣れてしまう」⇒「脳は排便しろという命令を出せなくなる」と負の悪循環に陥りやすいので注意しなければなりません。

 

外出中や仕事中は自由にトイレへと行けなくなる可能性が高いので、以下のような生活を送ってみましょう。

 

  1. 普段よりも早い時間に起床する
  2. 寝起きに一杯の水を飲んで腸を刺激する
  3. 排便時間をゆっくりと取る
  4. トイレに入って排便する

 

1日に1回の排便リズムが整っていれば、直腸性便秘で悩まされずに済みます。

 

女性の場合は男性と比べてただでさえ筋力が弱くて便を上手く押し出すことができないので、両肘を膝の上に置いたりかかとを少し上げたりして腹筋に力を入れるなど、排便時の姿勢にも気を配ってみてください。

 

水分補給とバランスの良い食事を心掛ける

便秘の多くは生活習慣と密接な関係性があるので、水分補給とバランスの良い食事を心掛けるのは大事です。

 

  • 意識的に水やスポーツドリンクを飲んで便を柔らかくして排泄しやすい状態にする
  • ごぼうやキャベツではなくアボカドや海藻類など水溶性食物繊維を意識して摂取する
  • 腸内環境を正常化させるためにヨーグルトや納豆を食べて乳酸菌やオリゴ糖を摂取する

 

便意を無理に我慢しないのに加えて、便を体外へと排出しやすくするのも直腸性便秘の正しい解消法となります。

 

中でも現代人は食生活の欧米化によって日常的に食物繊維が不足しやすく、野菜類や海藻類を意識して毎日の食卓に取り入れてみましょう。

 

病院での治療は必要?

直腸性便秘は病院での治療が絶対に必要な症状ではありません。

 

しかし、「直腸性便秘が原因で痔を発症した」⇒「悪化するから排便を我慢する」⇒「余計に直腸性便秘が治りにくくなる」と負のスパイラルに陥りやすくなります。

 

そのため、セルフケアで上手く排便ができないのであれば病院で治療を受けるのは選択肢の一つです。

 

  • 画像診断や直腸感覚検査を行って個人の症状に合う下剤を処方してもらう
  • 肛門の動きを良くするバイオフィ-ドバック訓練を行う
  • いきみ方を練習していきむ力を強くする排出訓練を行う

 

これらの治療や訓練が行われており、専門医の指示に従って大腸や直腸が正常な機能を取り戻せるように努力しましょう。

 

まとめ

若い女性ほど便意を我慢しやすく、直腸性便秘を発症しやすい大きな原因です。

 

食事療法や運動療法で解消できないこともあるので、新ビオフェルミンS錠など腸内環境を整える整腸剤を服用するのも選択肢の一つなっています。

 

自然と回復するほど簡単な症状ではないため、自分の便秘に合った解消法や対策法を探してみてください。

 

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