ロタウィルスに感染した時は・・・

ロタウイルスは、幼い子どもがよくかかる胃腸炎の原因菌。

 

冬~春頃までに多い感染症です。

 

腹痛・嘔吐・下痢といった症状が出ます。

 

まず39℃を超えるような高熱が出て、嘔吐が始まります。

 

そのような症状が2~3日の間続き、収まってもその後10日程度まで、長い間下痢が続くことが多いようです。

 

そして特徴的なのが、白い下痢うんちが出る、という点です。

 

下痢の回数が多くなって、胆汁がうんちに色をつける暇もなく通り過ぎて行ってしまうために、白くなってしまうのです。

 

ロタウイルスによる胃腸炎は自然に治ることが多いですが、重症な合併症を起こす場合もあり、完全に治るまでは注意が必要です。

 

脱水症状が進行してしまい、意識障害・脳梗塞といった合併症を起こしてしまうと、後々てんかんや発達障害などの後遺症が残ってしまう場合もあるからです。

 

 

ロタウイルスに感染する人は、世界中で年間1億1400万人もいると言われるほど、たくさんの患者を生み出すウィルスです。

 

一方で、ロタウイルスも、ノロウィルスと同じく薬はありません。

 

下痢によってうんちをどんどん出して、ウイルスを排除する必要があります。

 

ただし、脱水症状を防ぐために、水分補給を積極的に行いましょう。

 

経口補水液や、イオン飲料を用いましょう。

 

吐き気がひどく水分が飲めない場合は、吐き気止めを使うこともあります。

 

水分がなかなか飲めない状態が続いた場合は、点滴が必要となります。

 

病院に行く際に、うんちの検査にすぐ使えるように、うんちをした後のおむつをそのまま持参すると便利です。

 

予防法の基本となるのは、ノロウィルスと同じく、手洗いうがいです。

 

おう吐物やうんちを処理する際は塩素系の消毒薬を用いて、十分に消毒しましょう。

 

使い捨てのマスクと手袋を着用し、ウイルスが飛び散らないようにそうっと静かに拭き取ります。

 

日本では、2011年11月以降、自費による任意での予防接種が受けられるようになりましたので、保育園に入園する前などに受けておくと良いかもしれません。