うんちが白色の場合

「白色」だったら・・・

よく「白便」(はくべん)などと呼ばれる状態のうんちです。

 

白色のうんちが出たら、一体それにはどういった理由が考えられるのでしょうか?

 

  • 消化不良
  • 栄養不足
  • (健康診断の後)胃の検診で飲んだバリウムが排出された

といった比較的軽度の理由も考えられますが、場合によっては

  • ウィルス感染
  • 急性肝炎
  • 胆石症
  • 胆管がん
  • 先天性胆管拡張症
  • 膵がん

など、重篤な病気が起こっている可能性もあります。

 

たかがうんちの色が薄くなっただけでしょ?などとは言っていられないような病名がずらり、ですよね。

 

『うんちが「黄土色」だったら・・・』で紹介したとおり、うんちの茶色は消化のために肝臓から分泌されている「胆汁」の色でしたよね。

 

うんちが白いということはつまり、何かしらの理由によってうんちに胆汁の色が着かない状況だということを表しています。

 

消化不良

脂っこいものを食べすぎた、などの理由で消化が間に合わなくなったり正常にできなくなったりすると、消化不良を起こしてしまいます。

 

その結果、うんちが白くなる場合があります。

 

暴飲・暴食は内臓への負担が重いもの。

 

常に、野菜を積極的に食べるなどバランスの良い食事を心がけましょう。

 

栄養不足

逆に、ちゃんと食べないと胆汁が正常に作れなくなる場合があります。

 

食べなさすぎももちろん体に良くありません。

 

きちんと三食、規則正しく食べる習慣を身に付けましょう。

 

(健康診断の後)胃の検診で飲んだバリウムが排出された

健康診断を受けると、バリウム検査を受ける場合があります。

 

検査の前に病院でも説明を受けると思いますが、バリウムの影響でうんちが白くなります。

 

また、バリウムは固まりやすく、素早く出さないとお腹の中で固まってしまうため、一緒に下剤を出されることが多いですよね。

 

もしバリウムを飲んだ後白いうんちが出なかったらそれも体に良くない場合があるので、早めに病院に相談しましょう。

 

ウィルス感染

ロタウィルスに感染すると、便が白くなります。

 

その際は同時に下痢を起こします。

 

急性肝炎・胆石症・胆管がん・先天性胆管拡張症

これらは、肝臓や胆嚢、胆管に異常が生じたためにうんちが白くなったというケースです。

 

肝臓が炎症を起こしたりがんになったりするなどの理由で正常に働けなくなってしまうと、肝臓内でうまく胆汁が作れなくなってしまい分泌量が減ってしまいます。

 

また、胆石や胆管がんの場合は肝臓は正常に働いていて胆汁を作っていたとしてもその胆汁を運ぶ管が詰まってしまったり正常な状態ではないために、結果として十二指腸まで辿り着くことができないためうんちに胆汁の色が着かない結果白っぽい色になります。

 

肝臓は、体内に入ってきた毒素を解毒してくれたり体温を保つのに役立ったりと非常に重要な内臓です。

 

うんちが白い状態が何日も続いたらもしかしたら肝臓が危険な状態かもしれません。

 

早めに病院へ行って相談するようにしましょう。

 

膵がん

膵がんとは、肝臓に近くにある膵臓ががんにかかった状態です。

 

あれ、うんちの茶色は胆汁の色だから膵臓は関係ないんじゃない?と思ってしまいがちですが、実は膵がんでうんちが白くなることがあります。

 

なぜかというと、膵がんが進行してくると膵臓が大きく腫れ上がって、胆管を圧迫することがあるのです。

 

すると胆汁が分泌されず、うんちが白くなります。

 

たかが白いうんち、されど白いうんち。

 

毎日チェックして健康維持につなげましょう。