うんちが黄土色の場合

「黄土色」だったら・・・

まさに健康ニジュウマル!のうんちです。

 

うんちの色は個人差があるので、「黄土色」~「茶褐色」の範囲が正常な色です。

 

正常な色をしっかり見分けるためには「うん、今日もいつものうんちの色だな。」と思えることが重要です。

 

そのためには、毎日自分の目でうんちの色を確認する習慣を付けましょう。

 

さてところで、うんちはなぜこういう色をしているのでしょうか。

 

元々は口から体内に入れた、食べ物だったはず。

 

でも私たちが普段口にしているものってそんなに茶色のものばかりではありませんよね。

 

それがなぜか、全体にまんべんなく茶色に染まって出てくる・・・。

 

実に不思議な話です。

 

これには、食べ物が消化されながら私たちの体の中をゆっくりと旅してくるその経路に理由があったのです。

 

 

私たちが食べたものは口~食道~胃~小腸~大腸~肛門といった消化器官を実に1~3日という長い時間をかけてゆっくりと通りながら徐々に消化され、最後はうんちとなって体外に排出されます。

 

そして、茶色い色が一体どこでつくのかというと、「十二指腸」という場所です。

 

あれ、十二指腸って聞いたことはあるけど、どこだっけ?という方のために、ちょっと解説しますね。

 

胃から出て、小腸にたどり着くまでの間。

 

この部分を十二指腸と呼びます。

 

そしてこの場所には、消化に必要な「胆汁」(たんじゅう)が分泌されており、うんちの茶色というのはこの胆汁によってつけられた色なのです。

 

胆汁とは、脂肪やビタミンの消化・吸収を助ける黄褐色の消化液で、肝臓で作られています。

 

そして肝臓の中にある胆管という管を通って運ばれて、胆嚢(たんのう)という袋状の臓器に一旦蓄えられます。

 

私たちがご飯を食べるとその胆嚢がきゅっと縮まり、中に入っている胆汁がまた管を通って外に出され、十二指腸に流れ出ます。

 

そして胆汁は、十二指腸のなかの食べ物と混ざり、消化をするのです。

 

なるほど、なんでうんちが茶色いのかなんて普段あまり気に留めない人が多いと思いますが、消化の過程でそうなってたんですね。

 

やっぱり、うんちの色が「黄土色」「茶褐色」といった標準色にあるかどうかをこまめに確認することは、間接的に体の状態を知る重要な手掛かりになりそうですね。